この度、内田愛は太極拳自選難度選手を引退しました事をご報告させて頂きます。
今まで応援して頂いた方々、心より感謝申し上げます。
いつかは引退をしなければなりません。
体はまだまだ動きます。
ですが、世代交代も考えなければいけない。
何よりも、今年で全日本10連覇達成、アジア競技大会3大会連続メダル獲得、選手として私が出来る事はやりきったと思えたからです。
中学一年生で全日本優勝、中学二年生でジュニアの国際大会に初めて日本代表に選ばれ、高校一年生で集団太極拳で日本代表に選ばれ、高校二年生でジュニアアジア武術選手権大会に選ばれ、そして19歳から11年間シニアの日本代表を務めさせて頂きました。
大きな怪我もなく続られる体に産んでくれて、ここまで見守ってくれた家族……
太極拳の基本を作ってくれた第2のお父さんのような大きな存在三代先生……
難度動作を出来る体を作ってくれた奈良先生……
そして小学生の頃からずっと応援してくれた日本太極拳友会会員の皆様……
大会・遠征・合宿全ての行事でバックアップしてくださった日本武術太極拳連盟……
私を12年間指導して下さった全日本強化チームの先生、コーチ、中国人の先生方……
一緒に練習した全日本強化選手の仲間達……
いつも影で応援してくださった神奈川県武術太極拳連盟……
表演に招待してくださった各都道府県連盟の方々……
いつも全力で支えてくれた宮岡愛太極拳教生徒の皆さん……
応援してくださった全国の全ての方々……
この全ての方々のおかげで今の私がいます。
本当に沢山の方々に支えられ育てて頂きました。
自選難度選手としての10年間、突っ走ってきました。
後ろを振り向かず前だけ向いて。
引退した今、思い返すとこんなにも沢山の思い出があったんだど驚きました。
仲間と過ごした日々、厳しい練習、ツラい思いも、嬉しい思いもした大会……
全ての経験が私の人生の宝物になっています。
本当に太極拳をやってきて良かった。
太極拳は『人間形成』。
身をもって感じます。
もちろんこれからも生涯太極拳を深めていきます。
指導者としてこれから沢山勉強し、太極拳普及に力を入れて、演武も機会を頂ければさせて頂き、そして、近い将来自選難度ではありませんが、また全日本のコートにも立ちたいと思っています。
第2の人生が始まります。
楽しみでいっぱいです♪
応援してくださった皆様には感謝してもしきれません。
今まで本当に、本当にありがとうございました!
太極拳人生はまだまだ途中!
精進してまいります。
これからもどうか宜しくお願い致します。
内田(宮岡)愛